2018年 01月 31日
フィン織りとヤノフ織り その3 |
より容易に織る為に環境を整えたり
道具(織機)を改良するというベクトルに向かうことなく
ただひたすらに自らの能力を高め
スキルを磨き上げる事で、独自の技法を確立したヤノフ村の方々
道具(織機)を改良するというベクトルに向かうことなく
ただひたすらに自らの能力を高め
スキルを磨き上げる事で、独自の技法を確立したヤノフ村の方々
もちろん、それが叶わなかった社会主義特有の経済的背景はあったのでしょうが
「これを織りたい、表現したい」という織り手の純粋な思いが尊いです
より快適に、より便利に、より効率的に
を追い求めて、ヒトに備わっていた多くの能力を退化させてしまったワタシタチ
エアコンのない暮らしも、スマホのない日常も、エクサベックのない仕事にも
もう戻れないのですけれど・・・
そんなことをツラツラと考える、良い機会にもなりました
「これを織りたい、表現したい」という織り手の純粋な思いが尊いです
より快適に、より便利に、より効率的に
を追い求めて、ヒトに備わっていた多くの能力を退化させてしまったワタシタチ
エアコンのない暮らしも、スマホのない日常も、エクサベックのない仕事にも
もう戻れないのですけれど・・・
そんなことをツラツラと考える、良い機会にもなりました
衰退し消えかかっていた伝統の絵織物を絶やしてはならないと
日本で展示会を開催するなどの活動をされている藤田泉さんと
ヤノフ村で二重織りを学び、わかりやすく織るワークショップなどをされている
秋元尚子さんおふたりの共著です
日本で展示会を開催するなどの活動をされている藤田泉さんと
ヤノフ村で二重織りを学び、わかりやすく織るワークショップなどをされている
秋元尚子さんおふたりの共著です
ひろめたい、伝えたい、より多くの日本の人にこの伝統技法を実践して欲しい
という情熱が伝わってきます
言葉も違う、図案もないなかで
これ程の技法書にまとめるのがどれだけ大変なことか・・・
今、アトリエで皆さんに織っていただいている二重の絵織りは
厳密にいえばフィン織りではなく(図案と織り方が異なる)
ヤノフ織りでもなく(ろくろ式織機ではない)
「ポーランド ヤノフ村の絵織物」に掲載されている図案と織り法
(アシュフォードの卓上織機用にアレンジされた)による二重織り
と、いうことになります
出来れば1年前にお伝えしたフィン織りを思い出し
技法の違いを比較しながら
そして、遠い東ヨーロッパの彼の地に思いを馳せながら織られると
より豊かな時間が過ごせると思います
という情熱が伝わってきます
言葉も違う、図案もないなかで
これ程の技法書にまとめるのがどれだけ大変なことか・・・
今、アトリエで皆さんに織っていただいている二重の絵織りは
厳密にいえばフィン織りではなく(図案と織り方が異なる)
ヤノフ織りでもなく(ろくろ式織機ではない)
「ポーランド ヤノフ村の絵織物」に掲載されている図案と織り法
(アシュフォードの卓上織機用にアレンジされた)による二重織り
と、いうことになります
技法の違いを比較しながら
より豊かな時間が過ごせると思います
最後に
ポーランドを旅しヤノフ村での貴重な体験を聞かせて下さったIさんに
Special thanksを!
Special thanksを!
by shop-nako
| 2018-01-31 12:37
| 織り