2007年 09月 24日
糸 |
『織り』というジャンルのなかでも作り手が10人いたら
表現方法や追求ドコロは10通りあるわけで、トーゼン・・・
羊そのもののナチュラルカラーを生かして糸を紡ぎ、布つくりをされる方
草木の生みだす繊細な色彩で糸を染め、それを織り上げ作品を創る方
また、綿花を自ら栽培し、紡ぎ、布つくりをされている方等々
素晴らしい織姫はたくさんいらっしゃいます
ワタシは糸を紡いだり、染めたりといったコトはしません
北欧の色糸がとてもスキなのです
綿、麻、ウール、どんな素材の糸も
『色がとても冴えていて、透明感があり、美しい』と感じるのです
遠い昔はその地に生えていた植物を使って染めていたのでしょうから
ヨーロッパと日本の糸の発色が違っていたのは当然のコト
ですが、現代はどこも化学染料で染められているはずなのに
なぜ、こんなにも違うのか・・・
結構、なが年の謎(!)だったのですが、先日、本を読んでいたら
こんなことが書かれていました
糸ではなくインクに関する話だったのですが
『日本の太陽が強く照りつけるということが色にかなりの影響がある。
陽があたってやけたり、あせたりしても、色変わりしにくい色をつくることが
日本ではとても大切な条件となり、その為、色を配合するときの方法が
欧米とはかなり違っているのだ。・・・云々』というもの
もちろん他にも素材そのものの歴史など
様々な理由はあるのでしょうが、少し納得がいきました・・・
←パレットに並ぶ絵の具のような糸たち・・・
ワタシはこの美しい糸を使って、絵を描くように布を織ることが
とてもスキなのだと思います・・・
表現方法や追求ドコロは10通りあるわけで、トーゼン・・・
羊そのもののナチュラルカラーを生かして糸を紡ぎ、布つくりをされる方
草木の生みだす繊細な色彩で糸を染め、それを織り上げ作品を創る方
また、綿花を自ら栽培し、紡ぎ、布つくりをされている方等々
素晴らしい織姫はたくさんいらっしゃいます
ワタシは糸を紡いだり、染めたりといったコトはしません
北欧の色糸がとてもスキなのです
綿、麻、ウール、どんな素材の糸も
『色がとても冴えていて、透明感があり、美しい』と感じるのです
遠い昔はその地に生えていた植物を使って染めていたのでしょうから
ヨーロッパと日本の糸の発色が違っていたのは当然のコト
ですが、現代はどこも化学染料で染められているはずなのに
なぜ、こんなにも違うのか・・・
結構、なが年の謎(!)だったのですが、先日、本を読んでいたら
こんなことが書かれていました
糸ではなくインクに関する話だったのですが
『日本の太陽が強く照りつけるということが色にかなりの影響がある。
陽があたってやけたり、あせたりしても、色変わりしにくい色をつくることが
日本ではとても大切な条件となり、その為、色を配合するときの方法が
欧米とはかなり違っているのだ。・・・云々』というもの
もちろん他にも素材そのものの歴史など
様々な理由はあるのでしょうが、少し納得がいきました・・・
←パレットに並ぶ絵の具のような糸たち・・・
ワタシはこの美しい糸を使って、絵を描くように布を織ることが
とてもスキなのだと思います・・・
by shop-nako
| 2007-09-24 00:54
| 織り